2016年1月15日金曜日

老後の現実


高齢者の人口が増えてきて、介護する側の人数がそれに似合わない状態になってきている今、今後誰もが迎える老後をどのように迎えるべきかを伊藤英子は考えます。さて、皆さんは最後の時をどこで迎えたいでしょうか?伊藤英子なら、機械音が聞こえ、家族の居ない病院よりも、いくらか寿命が短くなろうが慣れ親しんだ自宅で迎えたいと考えます。おそらく多くの方がそう望む反面、現実に自宅で最期を迎えられる人は、全体の12割程度なのだそうです。それには、家族が全員働いていて介護する側の手が足りない、自宅では十分な医療処置ができない、認知症にかかってしまい一人にすると火事の心配、徘徊の心配があるなどの理由があげられるようです。確かに、どれも切実な問題ですよね。ある人は、自分の仕事をやめてお父さんの介護を自宅ですることを決意しましたが、そうすると仕事を辞めないといけない状況になり、その家族の生計をお父さんの年金だけでやりくりしなくてはいけない状態になるという現実があったそうです。そこで、お父さんの意向としては在宅介護でしたが、お父さん自らが、病院へ行く事を決意されたという話を聞きました。理想と現実はなかなかうまくいかないようですね・・・しかしながら、伊藤英子もそのような状況なら病院に入る事を希望するでしょう。愛する家族に負担はかけられませんからね。それには、やはり金銭的にも自立する必要があるでしょう。適切な施設に入所するにしても、介護保険、年金を合わせたとしても、月に615万くらいの持ち出しが必要になってくるようですから。皆さんも、先の事とは思わずに、近しい未来と考え行動をすることがより必要になってくるのではないでしょうか?

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