2017年7月24日月曜日

伊藤英子が発表会で着る着物


最近着付けを頑張っている伊藤英子です。そんな伊藤英子のもとにこんなお誘いがきたのです。それは、伊藤英子が所属している着付け教室の発表会に、モデルとして出席してみないか?というものでした。・・・人前で何かをするのはとても苦手な私ですが、新しい試みとして、チャレンジしてみることにしました。そのためにも、もっともっと一人で美しく着物を着こなせるように、自宅でも猛練習しなくてはいけませんよね!そして、発表会にはどの着物を着ていこうか・・・それもまた悩むところではあります。というのも、伊藤英子には色無地の着物が一つあるだけ・・・帯もなければ草履もありません。だからといって新調するとなったら莫大なお金がいりますしね。というわけで、母に少し相談してみました。すると、母が結婚するときに誂えた着物が数点と、帯も草履もあるというのです。これは本当に助かります!!そして、着物のいいところだなーと思ったのですが、母と私は体型も背格好も違うのですが、洋服ではシェアできない私たち親子ですが、着物では難なくシェアすることができたのです。着物だからこそですよね。ますます着物のよさを実感したのでした。着物は一生ものだといいますが、本当にその通りですね。まさか母の着物を着る時がこようとは・・・そして、そんな母が持っている帯は、祖母のものというのです。つまり、私は祖母や母のものを身につけるわけです。大切に保管さえしておけば、私の子供がまたこの着物に袖を通す時がやってくるかもしれませんね。

2017年7月18日火曜日

伊藤英子のおばあちゃんから教わったこと


日本が大好きな伊藤英子です。ところで日本には美味しい食材が山のようにあるけれど、下ごしらえが少し手間だな・・・と思われる食材もたくさんありますよね。たとえば、かぼちゃです。かぼちゃは炊くと甘くてホクホクで、とても美味しいけれど、とにかく硬い!硬いから包丁で切るのも一苦労ですよね。そんなかぼちゃの簡単な下ごしらえの仕方をご存知でしょうか?伊藤英子も、祖母から教えてもらったやり方なのですが、まずかぼちゃのヘタを取り除き、そこにお箸を差し込みます。その後さした箸の穴から左右に包丁で軽き切込みをいれるのです。すると、驚くほど簡単にぱっくりと真っ二つに割れますよ!次にたまねぎのみじん切りです。これも伊藤英子の祖母に教えてもらったやり方なのですが、たまねぎをまず二つに切ります。その時に、根っこは切り落とさずに、必ず残しておくようにしてくださいね。その後根っこを中心に、放射線状に切り込みをいれます。その後、放射線状にカットしたものと反対の切込みを入れていくと、きれいに細かいみじん切りができるのです。根っこ部分を残しているので、バラバラになることもなく、ストレスなく出来ますよ。伊藤英子は、祖母からこのやり方を教えてもらうまで、根っこは切り落としてしまい、みじん切りの最中にバラバラになっていくし、放射線状ではなく、まっすぐな切り込みをいれていたからか、細かいみじん切りにはなりませんでした。さすが、おばあちゃんの知恵は素晴らしいです。おばあちゃんが元気なうちに、もっともっといろいろと学びたいな!

2017年7月10日月曜日

伊藤英子と「源氏物語」


伊藤英子は日本の歴史が好きです。ですから昔から日本の歴史を綴った古書を読んだり、古文書の読み方を学んだり、歴史深い場所を訪ね歩いたりしたものです。そして、そんな昔の日本の文学の中でも一番伊藤英子が心引かれるものは、「源氏物語」です。ちょっとミーハーでしょうか?けれど、「源氏物語」は本当に大好きで、何度読み返したことかわかりません。「源氏物語」を読むと、昔の日本の風習だったりまた慣わし、そして、今の日本では考えられないような男と女のかけひきがみてとれます。そして、赤裸々な人間模様を垣間見る事ができるのです。「源氏物語」は、その当時も、そして今の現代人にも同じように受け入れられているのがよくわかります。本当に面白い読み物です。私はその「源氏物語」を読んで、十二単にとても興味を抱きました。その延長線上にあるのが、今伊藤英子が頑張っている着付け教室だったりするわけですが、人って何がきっかけとなって新しいことを始めるかわからないものですね。私は「源氏物語」に出会ったことは財産だと思っています。ただ、「源氏物語」がきっかけで始めた着付け教室ですが、ちょっと頑張りすぎたのか、今指を曲げるのが痛いです・・・着付け教室ではもちろんですが、自宅に帰ってからも早く上達したい一心で、何度も着物を着ては脱いでを繰り返しすぎました・・・いくら好きでも、これからはほどほどに着物を着る練習をしなくてはいけませんね。()まだまだ加減がわからない伊藤英子なのでした・・・

2017年7月2日日曜日

伊藤英子の心があたたまる風景


伊藤英子には、夏になると思い出すある風景があります。それは、夏休みになると帰省していた祖母の家の風景です。祖母の家は裏に山があるので、夏になると虫がよくでてきます。蚊やハエや、蜘蛛くらいならいいのですが、いわゆる害虫と呼ばれるムカデや時には蛇もでてくるのです。それらは、いくら網戸をしていてもちょっとした隙間から家の中に進入してくるのです。ですから祖母は私たちが安心して眠れるように、いつも決まって蚊帳を用意してくれるのでした。あと、蚊帳の周りに蚊取り線香とね。伊藤英子はその風景がとても好きでした。虫が大の苦手な母はどうだったかはわかりませんが、大きな蚊帳にふとんを並べて、家族で川の字で眠る。そしてほのかに蚊取り線香の香りが蚊帳の中にもただよってくる。なんだかとても安心したのを覚えています。ところで蚊帳ってご存知ですか?一番わかりやすいもので説明するとしたら、トトロの中でさつきたちが蚊帳の中に入って眠るシーンがあるのですが、その場面に登場してくる大きなネット状のものが蚊帳です。伊藤英子の祖母の家にある蚊帳はまさにトトロにでてくるそれと同じですが、最近ではテントのような蚊帳なんかも販売されているようですよ。普段はみんなそれぞれの部屋のそれぞれのベッドで眠るのに、その時ばかりは同じ時間に、頭を並べて眠る。テレビがない部屋でしたので、テレビのかわりにおしゃべりして楽しむ。祖母の家だからこその楽しみ方でした。大人になった今も、祖母の家の蚊帳のある風景を思い出すと、なんとなく心があたたかくなるような気がします。