2016年2月15日月曜日

祖母の干し柿


日本には美味しい食べ物がありますよね。伊藤英子は冬になるとこたつでついつい食べたくなるものがあります。それは干し柿です。干し柿ってあまさが凝縮されていて本当に美味しいですよね。柿は食べられなくても干し柿は別!なんて人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?最近でこそ見ませんが、伊藤英子の母の実家に遊びに行くと、祖母が干し柿を作っている風景を見る事がありました。縁側の風通しのよい場所に干された干し柿を見るのが伊藤英子は大好きでした。その風景をみると、おばあちゃんのところに来たという実感が湧いたものです。干し柿は甘くておいしいけれど、そこに到達するまでには、かなりの手がかかっているのですよ。柿をつるすまでの作業も大変ですが、つるしてからも何度かに分けて柿をつぶしたりと、ずっと手がかかるのです。昔は、祖母が作ってくれた干し柿を当たり前のように食べていたのですが、さすがに祖母も歳をとったので、手間がかかる干し柿は作ってくれなくなりました。もちろん母もしてくれませんので、最近はネットで購入しています。いつの日か、伊藤英子も家庭を持つようになった時に、祖母のように干し柿が作れる主婦になりたいとひそかに思っています。それまでに、祖母直伝の干し柿レシピを伝授してもらわなくてはいけませんね。そして、願わくば、伊藤英子の子供に、またその祖母の干し柿の味を伝える事ができたなら最高です。何気ない事ですが、素敵な事は代々伝えていけたらいいですよね。

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