2016年12月6日火曜日

落語の世界


日本文化ともいうべきものとして、落語がありますよね。寿限無寿限無・・・なんかは、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?これは江戸時代からある落語の一つです。そんな落語の世界は、男社会でした。そんな男社会の落語の世界に飛びこんだ、ある女性落語家のお話を最近聞きに行ったのですが、それは伊藤英子にとって興味深いものでした。今でこそ女性の落語家さんもいらっしゃいますが、当時は女性などとんでもないという時代だったので、落語家になりたいと言ったはしから反対されたそうです。「落語をするより、落語が好きな人をみつけてその人と落語を見に来てください!」といった具合にね。ちなみに芸人として有名な大輔花子の花子さんも、最初は落語家を目指していたそうですよ。ただその世界への糸口がつかめず、お笑い芸人になったのだとか・・・驚きでしょ?それだけ女性が入り込めない大きな壁がそこにはあったのでしょう。なにもそれは落語の世界に限ったことではないですよね。伊藤英子も普通に生活していて、女性と男性の立場の差を感じる時があります。よくそんな話も耳にしますしね。例えば正規雇用で雇われた女性が、結婚して子供が出来た時に関門になるのが、育児休暇の取得です。一応育児休暇は認められているものの、育児休暇を取得しづらくて退職していく女性も多いです。結局は、男女平等をうたっているものの、心底ではまだまだ平等への道のりが難しいのが現実なのでしょう。伊藤英子もそうですが、これからいまよりももっと女性が社会進出しやすい世の中になっていったらいいですね。

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