2017年2月24日金曜日

伊藤英子が感じた四季を五感で体感する贅沢


皆さんの住んでいる地域には、自然の恵みを感じるそんな瞬間を味わえる場所がありますか?伊藤英子の住んでいる地域では・・・残念ながらそれほどありません。しかし、伊藤英子の祖母が住む地域では、自然の恵みで日本の四季を感じることが出来る、そんな空間があります。これって最近思いますが、とても贅沢なことですよね。昔は祖母の住む場所が田舎で、娯楽施設もあまりなく、正直好きではありませんでした。それが、最近はなんとなくホッできる空間へと変化していっているのです。よく定年を迎えた夫婦が田舎に移住なんて話を耳にしますが、なんとなくわかるような気がします。伊藤英子の祖母の家は、田舎でも都会でもない中間地点です。ですから車で少し走れば問題なく何でも揃います。それに電車に乗れば都心まで20分とかかりません。その反面、歩いて10分もしたところには小さい山があり、3月にはふきのとうや、山菜が採れ、4月にはたけのこや、つくしが取れます。5月にはたんぽぽや草花で彩られ、6月にはかえるの大合唱が聞こえます。7月には蛍が夜の闇を照らし、8月には満点の星空が望めます。9月には稲狩りの光景が見られ、10月にはすすきが山をそよぎます。1月、2月は山が白化粧をし、3月にはまた春の芽吹きを感じるのです。日本だからこそ感じることができる四季の恩恵に包まれた、祖母の住む空間が、最近の私のお気に入りです。四季の恵を感じながら生きる。都会にいてはけして味わうことができない贅沢ですよね。

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